戸塚俊介氏(moto)のおすすめ本、影響を受けた書籍を45冊紹介【転職アンテナ】

著名な起業家やビジネスインフルエンサーのおすすめビジネス本をまとめているビズシェルフ。
今回は起業家、キャリアアドバイザーとして活躍する戸塚俊介(moto)氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を45冊ご紹介します。気になる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!
ビジネス・経済
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
がむしゃらに働いても成果が出ない…その原因は「考える順番」にある。
本書は、仕事で本当に成果を出すために、“解くべき問題=イシュー”の見極めから始める思考法を徹底解説します。
限られた時間で最大の成果を生むには、課題の取捨選択と、仮説に基づいた判断がカギ。
情報を集める前にまず考える――そんな仕事の質を変える習慣を、明快かつ実践的に学べる一冊です。
HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
スタートアップ経営の現実を赤裸々に描いたベン・ホロウィッツによる経営書です。
成功する企業の裏にある苦悩や決断、リーダーとして避けて通れない「正解のない問題」と向き合う姿勢を具体的な経験をもとに解説。
社員の解雇、資金難、組織崩壊といった困難をどう乗り越えるかをリアルに語り、経営者の孤独や覚悟を伝えます。
理想論ではなく現場の知恵を学びたい起業家やリーダーにおすすめの一冊です。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
自分にとって本当に重要なことだけを見極め、それ以外をそぎ落として集中力と行動力を高める方法を紹介します。
選択肢を広げすぎず、本質的な目標にコミットすることで、無駄な会議や雑務に振り回される時間を減らし、成果を最大化するプロセスをやさしく解説。
タスクを「やる/やらない」の二択で判断し、意図的に「ノー」と言う習慣を身につけることで、余裕を持った計画と質の高いアウトプットを実現できます。
多数のプロジェクトや情報に追われがちなビジネスパーソンにとって、優先順位の付け方を根本から見直すきっかけになる一冊です。
確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
USJをV字回復に導いた著者が、ビジネスの成否を決める「確率」を高める方法を解説します。
消費者の好意度(プレファレンス)を操作し、市場構造の本質を見極めることで、勝率の高い戦略を数学的に導き出します。
具体例として、テーマパーク運営で用いられた秘伝の数式やP&Gでの実践が紹介され、数字を使った企画立案や需要予測のコツが身につきます。
データ駆動で売上を飛躍的に伸ばしたい経営者やマーケターにおすすめの一冊です。
コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった
規格化された輸送用コンテナが生まれるまでの紆余曲折と、その発明が冷戦時代の貿易や製造業を一変させ、グローバル経済の基盤を築いた過程を豊富なデータとエピソードで描きます。
コンテナが港や鉄道、倉庫の仕組みをどう変えたのかを追うことで、現代のサプライチェーンやロジスティクスが抱える課題と可能性を理解できる一冊です。
ビル・ゲイツが「ソフトウェアではなく海運業のイノベーションを考えさせる」と絶賛するように、業務効率化やグローバル戦略に関心のある20~30代ビジネスパーソンに特におすすめです。
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
サラリーマンとして働きながらも“自分の市場価値を高めていく”ための戦略を示した実践的なビジネス書です。
著者は、会社員でありながら年収を大幅にアップさせ、副業も軌道に乗せた実績を持つmoto氏。
自身のリアルな経験をもとに、キャリアと収入を両面から伸ばしていく方法を具体的に解説しています。
本書では、会社に依存せずに生き抜く力を養うために、「転職=キャリアアップ」「副業=価値を高める実験場」と捉え、両者をどう組み合わせるかが鍵だと説きます。
履歴書では見えない“自分ブランド”のつくり方や、収入を多層化する考え方など、これからの時代に必要なキャリア戦略が詰まっています。
「このまま会社にいていいのか?」「自分の強みをどう活かすか?」と考えているビジネスパーソンにとって、行動のきっかけをくれる一冊です。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
転職エージェントと悩めるサラリーマンの対話を通じて、「いつでも辞められる自由」を前提に自分の市場価値を見極め、軸を持ってキャリアを選ぶ方法を示します。
業界の成長性や自身の技術・人的資産を掛け合わせた「マーケットバリュー」を基準に、具体的な企業選びの視点や判断基準を学べるのが特徴です。
物語仕立てのストーリーに引き込まれつつ、巻末の「ノートまとめ」で自分の思考を整理できる構成も好評です。
情報やスキルではなく、確かな「判断軸」を手に入れたい人に役立つ一冊です。
なぜ人と組織は変われないのか ハーバード流自己変革の理論と実践
「変わりたい」と思っても心の奥で働く“変革への免疫や新しい状況を危険とみなして自分を守ろうとする防御本能が行動を停滞させる仕組みをやさしく解説します。
著者が考案した「免疫マップ」を使うと、個人やチームがどの場面で抵抗反応を示しているかが一目でわかり、その理由に応じた解消ステップを実際のエピソードとともに学べます。
防御が強すぎると小さな変化も難しくなり、逆に防御が弱いと準備不足で挫折しやすいというバランスの取り方も示されており、計画的かつ着実に新しい取り組みを進めるヒントが満載です。
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの思想と経営哲学を描いたノンフィクションです。
小さなオンライン書店から世界最大級のテクノロジー企業へと成長させた背景には、「長期的視点」「顧客第一主義」「絶えざる実験」という一貫した原則がありました。
著者は、ベゾスの決断や挑戦の裏側を豊富な取材で明らかにし、革新を生み出すリーダーの思考を浮き彫りにします。
変化を恐れず未来を切り拓きたい方におすすめの一冊です。
未来に先回りする思考法
世の中の変化をただ「予測」するのではなく、その背後にある普遍的なパターンをつかむための実践的な思考フレームワークを紹介します。
まず、あらゆる社会活動が満たすべき「必要性」の由来を原理から考え、その上でテクノロジーがどうその必要性を効率化してきたかを歴史的にたどります。
次に、最新技術の本質と現状を4段階(①利用 ②可能性 ③原理理解 ④作り方理解)で把握し、技術の成熟度と市場の受け入れタイミングを見極める方法を丁寧に解説。
こうしたプロセスを繰り返すことで、変化の激しい環境下でも「いつ」「どこで」「何を」始めるべきかを的確に判断できるようになります。
転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール
キャリアデザインの最新事情に対応した転職戦略を解説した一冊です。
本書では、従来の「求人に応募する」型の転職から一歩進み、自分のスキルや価値を整理し、市場での評価を理解した上で戦略的にキャリアを選択する方法を紹介しています。
また、情報収集、ネットワーキング、面接対策、条件交渉など、実践的なステップも具体的に解説されています。
キャリアを主体的に設計し、次の職場で最大限の成果を目指したい方におすすめの一冊です。
Shoe Dog
ナイキ創業者フィル・ナイトが、自身の歩みを率直に綴った自伝です。
若き日の情熱と迷い、資金難や競合との衝突、仲間との出会いなど、世界的ブランド誕生の裏側が臨場感豊かに描かれています。
成功物語ではなく、試行錯誤と粘り強さが積み重なって企業が形づくられる過程を丁寧に示す内容です。
挑戦のリアルと起業家精神を深く知りたい方におすすめの一冊です。
なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?
ハーバードでは営業は“教えられない”という。
それは営業が知識ではなく、実践と人間関係に根ざす仕事だから。
本書では、顧客の信頼を得る力や、自分の信念を貫く姿勢など、ビジネスの現場で本当に必要な営業力を具体例を交えて紹介。
営業経験が浅い人から、成果に伸び悩む中堅まで、実務に直結するヒントが詰まっています。
ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
「良好な企業(Good)」が「偉大な企業(Great)」へ飛躍するための9つの原則を、約30年分のデータに基づく11社のケースから導き出した名著です。
まず、謙虚さと強い意志を兼ね備えた「第五水準のリーダーシップ」、続いて“人を選びて路を定める”という採用と配置の哲学、厳しい現実を直視しながらも「最後には勝つ」と信じる姿勢が強調されます。
そして、集中すべき分野を見極める「ハリネズミの概念」、自律と責任を重んじる規律ある文化、技術は「促進剤」として選択的に活用する点、さらに着実な努力を積み重ねる「弾み車の法則」などが体系的に解説されています。
確固たる戦略と文化を通して、持続的成長を目指す組織の変革を目指す方におすすめの一冊です。
一勝九敗
柳井正がユニクロを世界的企業へ成長させるまでの挑戦と失敗を率直に語った一冊です。
多数の試行錯誤を恐れず、仮説と検証を繰り返す経営姿勢が丁寧に整理され、成功の背後にある粘り強さや視座の高さが浮かび上がります。
逆境に向き合った実例も多く、事業を育てる実践知が詰まっています。
挑戦から学ぶ重要性を理解したい方におすすめの一冊です。
どこでも誰とでも働ける
リモートワークやフリーランスの実践経験をもとに、場所や人に縛られずに仕事を進めるための方法を解説した一冊です。
本書では、オンラインツールの活用法、コミュニケーションの工夫、自己管理やタスク管理のポイントなど、誰とでも円滑に働くための具体的なスキルが紹介されています。
また、信頼関係の築き方やチームでの成果を最大化する考え方も丁寧に解説されています。
場所や環境に依存せず、自分の働き方を自由にデザインしたい方におすすめの一冊です。
グロービスMBA組織と人材マネジメント
組織の成長を支える理論と実践を体系的にまとめた定番書です。
動機づけ、評価、育成、リーダーシップ、組織文化といった主要テーマが平易に整理され、組織の課題を構造的に捉えるための思考法が学べます。
理論とケースがバランスよく配置され、現場で活かせる理解が深まる構成です。
組織運営や人材マネジメントを本質から習得したい方におすすめの一冊です。
Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
空き部屋を貸し合うという小さな発想から、世界的なプラットフォームを築き上げたAirbnbの成長物語を描いた一冊です。
創業者たちが資金難や規制との対立に直面しながらも、デザイン思考とユーザー視点を武器にサービスを磨き続けた軌跡が丁寧に整理されています。
信頼をどのように構築し、コミュニティを形成していったのかも具体的に示され、プラットフォーム型ビジネスの本質を深く理解できます。
革新的な事業が生まれる背景を学びたい方におすすめの一冊です。
Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
職場における礼儀正しさが生産性・創造性・離職率にまで影響を及ぼすという研究成果をもとに、礼節の本質的な価値を示す一冊です。
無礼な言動が組織にもたらす損失、丁寧な態度が協働を促す仕組みが平易に整理され、行動の小さな違いが成果に直結する構造が明快に語られます。
礼儀を「性格」ではなく磨けるスキルとして捉える視点も特徴的です。
健全で強い組織文化をつくりたい方におすすめの一冊です。
採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する
面接でよくある質問に隠された“本音”を明らかにし、その意図を理解したうえで回答を構築する実践的ガイドです。
面接官のタテマエ質問をぶっちゃけ質問に“翻訳”する手法が特長で、「自己PRをお願いします」→「あなたの長所を活かして何ができますか?」のように質問の真意を読み解くことができるようになります。
面接準備において「自分の強みを知る」「質問の意図をつかむ」「第一印象を整える」といったステップを丁寧に解説しており、内定獲得に向けた力を着実に高めたい方におすすめの一冊です。
成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる
現役転職エージェントである著者が、20〜30代の転職希望者に向けて面接成功の鍵を“準備段階”に求め、自己分析から求人の見方、面接本番の回答技術までを体系的に解説した一冊です。
本書の構成は大きく「準備編」と「本番編」に分かれており、準備編では戦略立案・自己分析・情報収集を、本番編では職務経歴書の書き方・面接の本質・内定取得後の対応などが丁寧に紹介されています。
面接に直面している方、転職活動をこれから本格化させる方、自分のキャリア設計を見直したい方にとって、実践的かつ体系的に学べるおすすめの一冊です。
転職面接突破法―10万人が受講した究極メソッド
面接を「対話の技術」として体系的に解説した実践的な指南書です。
採用担当者が重視する視点をもとに、自己PRや志望動機を効果的に伝える方法、失敗しやすい回答例と改善策などを具体的に紹介しています。
豊富な事例と再現性の高いメソッドによって、面接への不安を自信に変える構成が魅力です。
初めての転職にも再挑戦にも役立つ一冊です。
受かる! 面接力養成シート
面接で自分を的確に伝えるための「準備と整理」に特化した実践書です。
自己分析、志望動機、逆質問など、面接で必ず聞かれるテーマをシート形式で掘り下げながら、自分の言葉で答えを導き出すトレーニングができます。
面接官の視点を意識した回答づくりのコツも豊富で、説得力のあるエピソードの組み立て方や印象を高める話し方まで体系的に学べます。
自信を持って本番に臨みたい方におすすめの一冊です。
自分に合った働き方を手に入れる! 転職面接の話し方・伝え方
面接で自分の魅力を自然に伝えるための会話術をまとめた一冊です。
採用担当者の心理を踏まえ、話し方・伝え方の工夫で印象を高める実践的な方法を解説しています。
自己PRや逆質問など、具体的な場面ごとのポイントも豊富に掲載。
単なる面接対策ではなく、自分らしい働き方を見つけるための思考整理にも役立ちます。
面接に自信をつけたい方におすすめの一冊です。
文学・評論
江副浩正
ノンフィクション作家・大西康之が、日本の人材ビジネスを切り開いた起業家・江副浩正の半生を描いた評伝です。
リクルート創業から情報産業を先導した革新、そして事件による失墜までを、関係者への綿密な取材で描き出します。
江副の先見性と「自分の考えで動け」という理念は、現代の起業家にも通じる普遍的なメッセージです。
成功と挫折の狭間で理想を追い続けた男の軌跡から、挑戦する意義を学びたい方におすすめの一冊です。
破天荒フェニックス
OWNDAYS社長・田中修治が、倒産寸前のメガネチェーンを買収し、奇跡のV字回復を遂げた実話をもとにしたビジネス小説です。
社員の信頼を取り戻し、常識にとらわれない発想と行動で会社を再生していく姿が、ユーモアと熱意あふれる筆致で描かれています。
経営危機や人間関係の葛藤をリアルに描きつつ、挑戦することの価値を力強く伝える作品です。
情熱と信念で未来を切り拓きたい方におすすめの一冊です。
起業家
藤田 晋氏が自身の経営人生を余すところなく記した一冊です。
ネットバブルの興隆と崩壊、業界の低迷、そして再びの挑戦期という山あり谷ありの道程を、当事者ならではの視点で丁寧に描いています。
部下や株主、マスコミとの葛藤、新規事業に懸けた思い、そして「孤独」「憂鬱」「怒り」にも似た暗闇の中で、なおも希望を抱いて前に進んだスタッフとともに築いてきた“熱狂”の瞬間が静かに語られています。
特に、事業の芽を育てる土壌づくりや泥臭い一歩を続ける覚悟が、起業や事業拡大を目指す人にとって学び深い内容です。
変革期の企業を率いたトップのリアルな思考の軌跡を知りたい方におすすめの一冊です。
フェイスブック 若き天才の野望
マーク・ザッカーバーグとフェイスブックが急成長を遂げるまでの軌跡を描き、巨大プラットフォームが生まれる背景を丁寧に追う一冊です。
学生プロジェクトから世界規模へ拡大する過程で、技術選択、組織運営、競争戦略がどのように積み重ねられたのかが平易に整理されています。
成功の陰にある衝突や葛藤にも触れ、企業の成長と野心の構造を立体的に理解できます。
デジタル企業の成り立ちを深く知りたい方におすすめの一冊です。
あんぽん 孫正義伝
孫正義の生い立ちから現在に至るまでの挑戦と葛藤を、徹底した取材にもとづき描く人物ノンフィクションです。
逆境の多い少年期、米国での学び、起業初期の失敗と成功、投資家としての大胆な判断など、行動の源にある思想と覚悟が平易に整理されています。
強烈なリスクテイクの裏にある計算と信念も浮かび上がり、人物像を立体的に理解できる内容です。
規格外の経営者の軌跡と精神を知りたい方におすすめの一冊です。
イーロン・マスク 未来を創る男
自動車産業、宇宙開発、エネルギー分野など、複数の領域で大胆な挑戦を続けるイーロン・マスクの生い立ちから事業の舞台裏までを詳細に描いた一冊です。
苛烈なまでの完璧主義と強烈な推進力が、革新的な成果を生み出す一方で、多くの摩擦や葛藤も生んでいることが丁寧に示されています。
技術への深い信念、リスクを恐れない判断、極端な働き方など、人物像の複雑さを立体的に理解できる内容です。
現代を代表する起業家の思考と行動を知りたい方におすすめの一冊です。
ノンフィクション
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
哲学者と青年の対話形式で展開される、アルフレッド・アドラーの心理学をわかりやすく紹介した一冊です。
人は過去の出来事に縛られるのではなく、自らの「目的」によって行動を選んでいるという考え方を中心に、「他者からどう思われるか」に振り回されず、自分らしく生きるための勇気と考え方を示します。
「課題の分離」や「承認欲求からの解放」など、現代人が抱えがちな悩みに対する具体的な視点も多く、読むたびに新たな発見があります。
人間関係に悩んでいる方、自分の生き方に自信を持ちたい方におすすめです。
不格好経営 チームDeNAの挑戦
元コンサルタントでありながら起業家に転じ、ディー・エヌ・エー(DeNA)を創り上げた南場 智子が、自らの体験を赤裸々に綴った一冊です。
経営とは美しく整理されたものではなく、失敗も迷いも抱えながら進む「不格好なもの」であり、それゆえにこそ面白く、成長に繋がるという強いメッセージが本書には流れています。
創業期の資金繰り、モバイルシフト、ソーシャルゲームへの挑戦、組織づくりと退任までの変遷が、実体験を通して丁寧に語られています。
起業やチームビルディング、組織論に興味がある方におすすめの一冊です。
起業の天才!
社員わずか数名からスタートし、メルカリを日本発のユニコーン企業へと導いた山田進太郎氏の軌跡を描いた一冊です。
市場の変化を読み取り、既存の常識にとらわれず挑戦を積み重ねる姿勢が丁寧に整理され、成功の裏にある戦略と意思決定のプロセスが明確に示されています。
失敗から学ぶ姿勢や、世界を見据えたスケール感など、起業家精神の核心に触れられる構成です。
挑戦する力の本質を知りたい方におすすめの一冊です。
1週間で面接に自信がつく本
就職・転職活動における面接対策を短期間で効率的に身につけるための実践書です。
本書では、面接官の心理や質問の意図を理解し、自分の強みや経験を効果的に伝える方法を具体的に解説しています。
また、模擬質問や回答の作り方、身だしなみや表情・声の使い方など、当日の振る舞いに直結するポイントも丁寧に紹介されています。
面接での不安を減らし、自信を持って自己表現できる力を短期間で身につけたい方におすすめの一冊です。
「いつでも転職できる」を武器にする
キャリアコンサルタントの著者が、転職を恐れず自分らしい働き方を実現するための思考法と実践方法をまとめた一冊です。
本書では、「転職可能性を高める自己成長」「市場価値の見極め」「スキルの棚卸し」「人脈や情報の活用」といった具体的な戦略を紹介。
転職を恐れず、自分のキャリアを主体的に設計するマインドを養うことができます。
変化の激しい社会で、自分の選択肢を広げながら柔軟に働きたい方におすすめの一冊です。
人文・思想
7つの習慣 人格主義の回復
世界中で読み継がれる自己啓発の名著であり、人生や仕事を根本から変えるための“原則中心の生き方”を提案する一冊です。
人間としての在り方(人格)を土台に、「主体性を発揮する」「目的を持って始める」「重要事項を優先する」など、信頼関係やリーダーシップを築くための7つの習慣を提示。
目先のテクニックではなく、長期的に成果を出すための思考法と行動指針が詰まっています。
自分を高め、人との関係も豊かにしたいと考えるすべての人におすすめの一冊です。
LIFE SHIFT
平均寿命100年時代の到来を前提に、仕事・学び・お金・人間関係など人生設計の根本を見直すべきだと提言する、現代の人生戦略書です。
著者はロンドン・ビジネススクールの教授陣であり、寿命の延びに伴って「教育→仕事→引退」という3ステージ制の人生が限界を迎えていると指摘。
複数のキャリアやライフステージを柔軟に移行しながら、主体的に生きていく力が必要だと説きます。
資産だけでなく「無形資産」(健康・人脈・スキル)の重要性にも光を当て、今後の生き方を考えるヒントが詰まっています。
長く豊かな人生を自分らしくデザインしたい人におすすめの一冊です。
伝え方が9割
「伝え方は才能ではなく技術である」と断言し、誰でも習得できるコミュニケーションのコツを紹介する一冊です。
著者自身が言葉ひとつで転校生時代の孤立を乗り越え、広告業界で成果を上げた経験をもとに、「頭に浮かんだ言葉をそのまま口にしない」「相手の立場とメリットを想像して言葉を選ぶ」「メリハリをつけて要点を伝える」など、再現性の高いテクニックを具体的な事例とともに平易に解説します 。
本書を手に取れば、報告やプレゼン、日常のやりとりで「なぜか伝わらない」を解消し、自分の言葉で相手の心に届く話し方を身につけることができます。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
人は中身よりも“そう見えるかどうか”で評価される。
そんな現実をユーモラスに突きつける一冊です。
努力や実力だけでは報われない時代に、他人に「すごそう」と思わせる“錯覚資産”の重要性を紹介。
就職・転職・人間関係など、印象がカギを握るあらゆる場面に応用可能。
結果を出したいけど、なかなか評価されないと悩んでいる人に読んでほしい本です。
アナロジー思考 「構造」と「関係性」を見抜く
「演繹や帰納と並ぶ思考法」としての類推(アナロジー)を体系化した実用的な指南書です。
抽象化を通じて異なる分野の構造的類似を見抜き、別の領域に応用するステップを6章構成で解説。
たとえば、かばんの仕切り構造を予算管理に転用する図解など、実践習慣を築くための演習も豊富です。
日常的に新たなアイデアを生み出し、情報を伝える力を鍛えたい方におすすめの一冊です。
苦しかったときの話をしようか ~ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」~
USJ再生の立役者として知られるビジネスリーダー・森岡毅氏が、就職活動を控えた娘へ綴った仕事の本質に関するメッセージ集です。
何をしたいのか見えず、会社に留まるべきか迷う不安に対し、自分を客観的に評価しマーケティングする思考法をやさしく解説。
実体験に基づく成功と挫折のエピソードを通して、主体的にキャリアを切り拓くヒントが得られます。
自己理解を深め、一歩を踏み出したい方におすすめの一冊です。
シンプルに考える
複雑な問題や情報に振り回されず、本質を見極めて行動するための思考法を解説した一冊です。
本書では、情報の取捨選択、優先順位の決定、論理的な整理の仕方など、日常や仕事で実践できる具体的な手法を紹介しています。
思考をシンプルにすることで判断力や決断力が高まり、効率的に課題を解決する力を養えます。
考えを整理し、柔軟かつ的確に行動したい方におすすめの一冊です。
投資・金融・会社経営
学習する組織
『学習する組織』は、ピーター・センゲが提唱する組織が成長し続けるための5つの「規律」を解説します。
未来のビジョンを共有し、現実を客観的に見つめ、「心のクセ」を見直しながら対話を深め、チーム全体が学び合う仕組みを築くことで、変化に強い組織をつくる方法を示します。
戸塚俊介 (moto)
日本の起業家・キャリアアドバイザー。複数社を転々とした経験から、2018年にキャリア/転職情報メディア「転職アンテナ」を立ち上げ、2021年に同メディアを上場企業へ売却。現在は、転職広告および求人メディア事業を行うHIRED株式会社 の代表取締役として、個人のキャリアと市場価値を重視する働き方の提案・支援を行っている。著書に『転職と副業のかけ算』や『WORK ‑ 価値ある人材こそ生き残る』があり、「転職のプロ」として広く知られている。