駒下純兵のおすすめ本、影響を受けた書籍を20冊紹介【Lovegraph】

更新日: 2025年12月8日 当記事のリンクには広告が含まれています

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著名な起業家やビジネスインフルエンサーのおすすめビジネス本をまとめているビズシェルフ。

今回は起業家、実業家、フォトグラファーとして活躍する駒下純兵氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を20冊ご紹介します。気になる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!

ビジネス・経済

具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ

ビジネス・経済 2014年11月出版

著者:細谷 功

物事を深く考える力を養うための「思考の構造」をわかりやすく解き明かした一冊です。

著者・細谷功氏は、私たちが日常的に使っている「具体」と「抽象」という概念が、情報の理解・整理・応用にどれほど重要かを丁寧に解説。

たとえば「犬という具体」を通じて「動物という抽象」に昇華させるように、階層を行き来する知性こそが思考の本質であり、ビジネスや教育、創造的発想の場でも力を発揮すると説きます。

抽象的すぎず、身近な例を交えながら構成されているため、論理的に考える力を伸ばしたい人に最適です。

アイデア発想力やコミュニケーション力を高めたい方におすすめ。

この本を紹介している他の有名人
前田 裕二 真子就有 (マコなり社長) 佐渡島庸平 (マンガ編集者) 佐藤航陽

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

ビジネス・経済 2019年1月出版

著者:北野 唯我

組織における「天才」「秀才」「凡人」という三つの才能の軸が噛み合わないとき、コミュニケーションの断絶が生じ、才能ある人が排除されてしまうメカニズムを物語で描きます。

多数決に敗れる凡人の論理や秀才の嫉妬によって、革新的なアイデアが埋もれてしまう一方、「共感の神」と呼ばれる凡人だけが、天才の願いを理解し支える存在だと示唆。

職場の人間関係に悩み、誰もが持つ「内なる天才」をどう活かせばよいかヒントを探している方にこそ手に取ってほしい一冊です。

この本を紹介している他の有名人
真子就有 (マコなり社長) 大賀康史

STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

ビジネス・経済 2020年5月出版

著者:堀新一郎, 琴坂将広, 井上大智

17人の起業家に直接インタビューし、その成功と挑戦を26のケースとして体系化した一冊です。

資金調達、ユーザー獲得、チーム形成といった「理論」だけでなく、迷いや葛藤、試行錯誤のリアルな「実践」が豊富に紹介されています。

具体的な行動パターンと考え方が俯瞰できるため、スタートアップに関わる方だけでなく、ブログやYouTubeで「プロセス」を発信し続けているタカヒロさんのような方にも、自らの成長を可視化するうえで貴重な示唆が得られる内容です。

自身の道を作りながら他者の知見も取り入れたい方におすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
古川健介 (けんすう)

PIXAR 〈ピクサー〉

ビジネス・経済 2019年3月出版

著者:ローレンス・レビー, 井口耕二

世界的アニメーションスタジオ・ピクサーがどのように創造性と革新を生み続けてきたのかを、歴史と舞台裏から紐解く一冊です。

ジョン・ラセターやエド・キャットムルらによる挑戦、ディズニーとの統合、作品づくりを支える独自の文化などが丁寧に描かれています。

技術とストーリーテリングを融合させ、失敗を恐れず試行錯誤を重ねる姿勢が、数々の名作を生み出した原動力として浮かび上がります。

創造性を組織的に育てる仕組みを学びたい方におすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
土屋尚史

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

ビジネス・経済 2018年8月出版

著者:パティ・マッコード, 櫻井祐子

元Netflix人事責任者パティ・マッコードが、世界的企業を支える独自の人材哲学を明かした一冊です。

従業員に自由を与え、同時に高い責任を求めるという原則のもと、厳しい評価と透明な情報共有を両立させる組織文化を解説しています。

従来のルールや制度に頼らず、個人の判断力とチームの信頼を最大化することで、イノベーションを生み続ける仕組みを提示します。

柔軟で自律的な組織づくりを目指す経営者やマネージャーにおすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
堀江裕介 (クラシル)

「言葉にできる」は武器になる。

ビジネス・経済 2016年8月出版

著者:梅田 悟司

コピーライター梅田悟司氏が「思考と言葉の関係」を丁寧に紐解いた一冊です。

本書では、発信の前に「内なる言葉」を育てることの大切さを説きます。

相手に伝えるための言葉は、まず自分の内側にある考えを整理し、言語化する力から生まれるという考え方です。

実例やワークを交えながら、思考を深めるプロセスを実践的に紹介しています。

自分の考えをうまく表現できないと感じている方や、発信力を高めたい方におすすめの一冊です。

センスは知識からはじまる

ビジネス・経済 2014年4月出版

著者:水野 学

クリエイティブディレクター水野学氏が、センスの本質をわかりやすく解説した一冊です。

本書では、センスは生まれつきの才能ではなく、「良いものをたくさん知っていること」から育まれると説きます。

デザインやビジネスの実例を交えながら、知識の蓄積が判断力や発想力を磨くプロセスを明快に示しています。

感性を磨きたい人や、仕事でより良い選択をしたい方におすすめの一冊です。

世界「倒産」図鑑

ビジネス・経済 2019年12月出版

著者:荒木 博行

日米欧の主要企業25社の倒産事例を通じて、「なぜ一時代を築いた会社が破綻してしまったのか」を分析した一冊です。

本書では、過去の成功体験に固執して変化に対応できなかった、技術や市場の変化を見誤った、管理・ガバナンスが崩壊したといった典型的な失敗パターンを、そごう、コダック、リーマン・ブラザーズ、タカタなどの事例で解説しています。

単なる失敗談にとどまらず、経営判断や組織運営の教訓として、自身の仕事やプロジェクトに活かす示唆を提供する内容です。

自己破壊経営 ミクシィはこうして進化する

ビジネス・経済 2018年12月出版

著者:木村弘毅

成功した組織ほど変化を阻む構造を抱えやすいことを指摘し、成長を続けるためには自らの常識や前提を壊す必要があると説く一冊です。

戦略、文化、人材の観点から刷新のプロセスが説明され、環境変化に適応するための視点が得られます。

組織変革を実践したい方におすすめの一冊です。

「仕事ができる」とはどういうことか?

ビジネス・経済 2019年11月出版

著者:楠木 建, 山口 周

ビジネスパーソンが成果を出すための行動や思考の本質を整理した一冊です。

本書では、単にスキルや知識があるだけではなく、課題の本質を見極め、優先順位をつけ、チームや周囲と協力して成果を出す力を「仕事ができる」と定義。

具体的な思考法や行動例を通じて、効率的かつ効果的に業務を進めるためのポイントを解説しています。

仕事の質を高め、周囲から信頼される働き方を身につけたい方におすすめの一冊です。

「数字で考える」は武器になる。

ビジネス・経済 2019年3月出版

著者:中尾 隆一郎

ビジネスや日常の意思決定において、感覚や経験だけでなく数値を活用して考える力を養う方法を解説した一冊です。

本書では、データの整理・分析・可視化の手法を具体例とともに紹介し、数字を用いた論理的な思考や説得力のある説明の仕方を学べます。

感情や直感に頼らず、事実に基づいた判断を行う力を身につけることができ、効率的な問題解決や意思決定につなげられます。

論理的思考力を高め、仕事や生活で成果を出したい方におすすめの一冊です。

宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み

ビジネス・経済 2020年6月出版

著者:古野俊幸

人気漫画『宇宙兄弟』のストーリーと心理学のFFS理論を組み合わせ、自分の強みを発見する方法を解説した一冊です。

本書では、キャラクターの行動や決断を題材に、自分では気づきにくい能力や特性を見つける手法を紹介。

FFS理論を使った自己分析のプロセスを通じて、強みを明確にし、それを仕事や人間関係で活かす方法も示されています。

自己理解を深め、自分の強みを最大限に活かしたい方におすすめの一冊です。

な方におすすめの一冊です。

ディズニーCEOが実践する10の原則

ビジネス・経済 2020年4月出版

著者:ロバート・アイガー, 関 美和

大型組織を率いるリーダーが、信頼、決断、創造性を軸に事業を成長させるための心得を整理した一冊です。

現場に寄り添う姿勢や失敗を恐れない挑戦の重要性が示され、組織を動かす際の具体的な指針が得られます。

リーダーシップを磨きたい方におすすめの一冊です。

日本のコピーベスト500

ビジネス・経済 2011年9月出版

著者:隆, 安藤, 欣也, 岡本, 貴志, 仲畑, 知巳, 前田, 隆雄, 小野田, 宏, 佐々木, 高史, 山本, 令子, 児島, 宏, 一倉, 嘉光, 澤本

数多くの広告コピーから、言葉が人の心に届く構造を読み解く一冊です。

短い言葉が持つ力、情景や感情を喚起する技術が整理され、優れたコピーの共通点が浮かび上がります。

表現の極意を学びたい方におすすめの一冊です。

文学・評論

THE TEAM

文学・評論 2019年4月出版

著者:麻野 耕司

組織変革を数多く支援してきた著者が、偉大なチームをつくるために必要な「5つの法則」を整理した実践書です。

目標設定(Aim)、人員選定(Boarding)、意思疎通(Communication)、意思決定(Decision)、エンゲージメント(Engagement)という枠組みを軸に、リーダーだけでなくチームに関わるすべての人が知っておくべきポイントをわかりやすく提示しています。

制度設計や会議の頻度、メンバーの適所配置など、具体的かつ実務的な観点から構成されており、成長段階の企業やチームマネジメントに課題を感じている方におすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
溝口勇児 山田進太郎 (メルカリ創業者) 佐渡島庸平 (マンガ編集者)

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る

文学・評論 2022年5月出版

著者:ゆうこす

自分らしい発信でファンをつくり、仕事につなげる方法を伝える一冊です。

著者・ゆうこすさんが実体験をもとに、フォロワーとの距離の取り方、SNSでの信頼の築き方、誹謗中傷との向き合い方などを具体的に解説。

単なるバズではなく、「共感」を軸にした発信で長く愛されるブランドを育てる考え方が学べます。

SNSを通じて自分の可能性を広げたい方におすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
古川健介 (けんすう)

ボクたちはみんな大人になれなかった

文学・評論 2017年6月出版

著者:燃え殻

失われた恋を軸に、主人公の心に積もった後悔や喪失感を静かにたどる物語です。

青春の痛みや、大人になりきれないまま時間だけが過ぎていく感覚が繊細に描かれ、曖昧な感情を抱えたまま生きる人間の姿が鮮やかに浮かび上がります。

日常の些細な瞬間や記憶の断片が重なり、切なくも温かな余韻を残す作品です。

過去の思いと向き合いながら、今を静かに見つめ直したい方におすすめの一冊です。

この本を紹介している他の有名人
江藤美帆 (えとみほ)

星の王子さま

文学・評論 2006年3月出版

著者:サン=テグジュペリ

さまざまな星を旅する王子を通して、人間が大切にすべき心の在り方を静かに描いた物語です。

愛情、友情、責任、想像力といった価値が象徴的なエピソードで示され、読者に多くの気づきを残します。

年齢を超えて読み返すたびに新しい意味が立ち上がる普遍性を持つ物語です。

人生の本質に触れたい方におすすめの一冊です。

人文・思想

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人文・思想 2018年8月出版

著者:ふろむだ

人は中身よりも“そう見えるかどうか”で評価される。

そんな現実をユーモラスに突きつける一冊です。

努力や実力だけでは報われない時代に、他人に「すごそう」と思わせる“錯覚資産”の重要性を紹介。

就職・転職・人間関係など、印象がカギを握るあらゆる場面に応用可能。

結果を出したいけど、なかなか評価されないと悩んでいる人に読んでほしい本です。

この本を紹介している他の有名人
田端 信太郎 古川健介 (けんすう) 戸塚俊介 (moto)

レバレッジ・リーディング

人文・思想 2006年12月出版

著者:本田 直之

読書を「投資」と捉え、学びを最大化するための読み方を解説する一冊です。

目的設定、優先順位、アウトプットへのつなげ方が整理され、効率的に知識を行動へ変える方法が理解できます。

読書の効果を高めたい方におすすめの一冊です。

駒下純兵氏のプロフィール写真
起業家、実業家、フォトグラファー

駒下純兵

出張撮影サービス Lovegraph を創業した日本の起業家/フォトグラファー。大学在学中に、恋人・家族・友人同士の“自然な瞬間”を撮るフォトサービスの可能性に惹かれ 2015年に Lovegraph を立ち上げ。全国に登録カメラマンを抱えるプラットフォームへと成長させ、2019年には Forbes「30 Under 30 Asia」に選出される。2022年には ミクシィ のグループ入りを果たし、現在も代表取締役 CEO として「幸せな瞬間を世界に」という理念のもと、写真を通じた“思い出づくり”とサービス拡張を続けている。

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