藤田晋氏のおすすめ本、影響を受けた書籍を6冊紹介【サイバーエージェント】

著名な起業家やビジネスインフルエンサーのおすすめビジネス本をまとめているビズシェルフ。
今回は起業家、実業家として活躍する藤田晋氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を6冊ご紹介します。気になる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!
文学・評論
大局観 自分と闘って負けない心
目先の成果に振り回されず、長期的視点で判断するための思考法をまとめた一冊です。
迷いや焦りが生まれる仕組みを整理し、状況を俯瞰する方法や、競争にのまれずに自分の軸を保つ姿勢が丁寧に解説されています。
勝負どころの見極め方や心の整え方も具体的で、プレッシャーの中でも最適な選択を導くための視点が得られます。
ぶれない判断力を育てたい方におすすめの一冊です。
問題児 三木谷浩史の育ち方
楽天創業者・三木谷浩史の原点を「幼少期からの思考と価値観」にまで遡って描く一冊です。
反骨心、挑戦への姿勢、環境に縛られない発想がどのように形成されたのかが丁寧に整理され、のちの事業拡大につながる行動原理が浮かび上がります。
成功の裏側にある葛藤や迷いにも触れ、人物像を多面的に理解できる構成です。
経営者の成長プロセスを深く読み解きたい方におすすめの一冊です。
小休止のすすめ
忙しさに追われがちな生活の中で、短い「間」を意識して取り入れることの効果を紹介する一冊です。
立ち止まることで注意や感情が整い、思考が明晰になる過程が平易に説明され、休むことをネガティブではなく生産性の基盤として捉え直す視点が示されています。
小さな習慣として組み込む方法も具体的に描かれ、仕事や生活の質を静かに整える内容です。
無理なくリズムを取り戻したい方におすすめの一冊です。
人文・思想
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
堀江貴文氏が出所後、「何もない状態=ゼロ」から、自分自身の信念と働く意味を再構築する体験を綴った一冊です。
刑務所で孤独と向き合いながら、働くことで人とつながり、自分の価値を取り戻す過程が力強く描かれています。
また、「掛け算ではなく足し算」で少しずつ前進し続ける姿勢が、勇気と希望を与えます。
失敗や挫折を経験し、自分の足で再スタートしたい方におすすめの一冊です。
藤田晋
1997年に人材派遣会社入社後、1998年にCyberAgentを設立。2000年には当時最年少となる26歳で同社を東証マザーズ上場させた。その後、ブログサービス「Ameba」や動画配信サービスABEMAの立ち上げ、ゲーム/メディア/広告を横断する事業展開で同社を成長させ、代表取締役社長を務める。さらに、スポーツ(サッカークラブ経営)や競馬の馬主としても活動。「インターネット × メディア × エンタメ × 新規事業」のクロスオーバーで、日本のネット産業を牽引する存在。