深津貴之のおすすめ本、影響を受けた書籍34冊を紹介【note CXO】

著名な起業家やビジネスインフルエンサーが影響を受けたおすすめビジネス書籍をギュッとまとめているWebサイト、ビズシェルフ。

今回はデザイナーとして活躍する深津貴之氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を34冊ご紹介します。

スキルアップやキャリアアップにつながる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!

今回特集する有名人の経歴

深津貴之

深津貴之 氏

  • デザイナー

日本のインタラクションデザイナー。THE GUILD代表取締役、note株式会社CXO。武蔵工業大学卒業後、英・セントラル・セント・マーチンズでデザインを学び、Flash界隈で活躍後に独立。現在はUI/UX設計を軸に活動し、著書に『iPhoneアプリ設計の極意』『プロトタイピング実践ガイド』などがある。

記事作成にあたり参照した情報源

投資・資産運用・節約

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

ジャンル
投資・資産運用・節約
会計・ファイナンス
出版年
2019年3月
著者
ヤニス・バルファキス, 関 美和
  • Kindle
  • Audible

ギリシャ元財務大臣ヤニス・バルファキスが、自身の経験と世界史的視点を交えて娘に語りかける形で経済の根本原理を解説する入門書です。

人類がどのように価値を生み、お金や市場が発展してきたのかを1万年以上にわたる物語として紐解き、複雑に見える「格差」「金融」「自動化」「ビットコイン」などのテーマも、一つひとつを身近なエピソードを通じて理解しやすく紹介します。

これにより、日々のビジネス判断や組織運営の背景にある仕組みを大局的に捉え、戦略的な思考を養うことができます。

経済理論に苦手意識を持つ方や、最新のマクロ動向を自社の戦略に活かしたいビジネスパーソンに最適です。

この本の口コミ・評判

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

ジャンル
投資・資産運用・節約
出版年
2023年12月
著者
山崎 元, 大橋弘祐
  • Kindle
  • Kindle Unlimited
  • Audible

金融の専門知識ゼロでも理解できるよう、OLと毒舌経済評論家・山崎元氏との会話形式で進む入門書です。

銀行や保険、不動産など複雑なテーマを「覚える商品は3つだけ」「年間+5%を目指す」といったシンプルなルールで解説し、投資が初めての人でも無理なく実践できるノウハウを提供します。

忙しい20~30代のビジネスパーソンにぴったりの一冊です。

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「幸せをお金で買う」5つの授業

ジャンル
投資・資産運用・節約
出版年
2014年2月
著者
エリザベス・ダン, マイケル・ノートン, 古川 奈々子
  • Kindle
  • Kindle Unlimited

ハーバード大のマイケル・ノートンとUBC大のエリザベス・ダンが、幸福度を高める5つの「お金の使い方」を心理実験と実例でわかりやすく示します。

経験への投資で思い出を増やし、ご褒美を先延ばしにして喜びを長持ちさせ、家事代行で自分の時間を買い、前払いで期待感を高め、人への支出で満足感を得る手法など、少ない予算でも大きな満足を得るヒントが満載です。

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キミのお金はどこに消えるのか

ジャンル
投資・資産運用・節約
出版年
2018年8月
著者
井上 純一
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マンガ家・井上純一が妻・月さんとの軽妙なやりとりを通じ、「円安」「増税」「雇用問題」といった身近な経済テーマを“なぜお金が減ったのか?”という素朴な疑問からひも解くコミックエッセイです。

イラストと会話形式で進むため、複雑な用語を知らなくても日常生活に潜む無駄遣いや社会の仕組みが自然に理解できます。

忙しいビジネスパーソンが、家計管理や投資、マーケットの動きを感覚的につかむのに役立つ一冊です。

この本の口コミ・評判

自己啓発・モチベーション

幸福の「資本」論

ジャンル
自己啓発・モチベーション
キャリア開発・働き方改革
出版年
2017年6月
著者
橘 玲
  • Kindle
  • Audible

幸せに生きるために大切な「3つの資本」について教えてくれます。

ひとつはお金(金融資本)、もうひとつは働く力やスキル(人的資本)、そして人とのつながり(社会資本)です。

どれかひとつだけでは足りず、バランスが大切だと著者は伝えています。

さらに、これらの資本の組み合わせで人生のタイプを8つに分け、自分に足りないものをどう補えばいいか、わかりやすくアドバイスしてくれます。

自分らしい幸せを考えたい方におすすめの一冊です。

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会計・ファイナンス

お金2.0 – 新しい経済のルールと生き方

ジャンル
会計・ファイナンス
投資・資産運用・節約
出版年
2017年11月
著者
佐藤 航陽
  • Kindle
  • Kindle Unlimited
  • Audible

テクノロジーの進化によって変わりゆく「お金」の概念と、それに伴う新しい経済・社会のかたちを描き出す一冊です。

著者は、仮想通貨、トークン、シェアリングエコノミー、評価経済などの最前線をわかりやすく整理し、「価値」が人から生まれ、コミュニティや個人の信頼によって流通する未来を提示します。

単なる金融論にとどまらず、幸福や自己実現、働き方の本質にまで踏み込んでいるのが特徴。

既存の常識にとらわれず、変化の時代を柔軟に生きたいと考える方におすすめの一冊です。

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漫画

闇金ウシジマくん

ジャンル
漫画
出版年
2004年7月
著者
真鍋 昌平
  • Kindle

法定をはるかに超える暴利を武器に日々返済不能者を追い詰める闇金業者・丑嶋馨と、その取り立てに翻弄される債務者たちを描いた短編連作です。

パチンコ依存の主婦やフリーター、ヤクザまがいの若者など、社会の片隅で追い詰められた人々の「最後の砦」としての闇金の恐ろしい実態と、そこに群がる人間の弱さと必死さが生々しく描かれます。

独特のリアリズムと冷徹な視点が、リスク管理や企業倫理を考えるうえでの示唆を与えてくれる一冊です。

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行動経済学・行動科学

ヤバい経済学

ジャンル
行動経済学・行動科学
出版年
2007年4月
著者
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー, 望月衛
  • Kindle

シカゴ大のレヴィットとジャーナリストのダブナーが、「ヤクの売人が母親と暮らす理由」や「相撲の八百長問題」「90年代の犯罪激減」といった一見ユーモラスなテーマを、膨大なデータと独自のアルゴリズムで解き明かします。

従来の「経済学=数字だけの学問」というイメージを覆し、インセンティブが人々の行動をどう形成するかをテンポよく示すことで、社会の複雑さを鮮やかに浮かび上がらせます。

問題解決や意思決定の背景を深く理解したい方に最適な一冊です。

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幸せな選択、不幸な選択

ジャンル
行動経済学・行動科学
出版年
2015年8月
著者
ポール・ドーラン, 中西 真雄美
  • Kindle

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのポール・ドーラン教授が、行動科学の視点から人が陥りやすい判断ミスを洗い出し、賢い選択を導く方法を示す一冊です。

日常生活でつい先延ばしにしがちなタスクや、環境の些細なトリガーによって左右される注意力のメカニズムを具体的な実験データで解説。

快楽とやりがいのバランスを取るチェックリストや、選択肢を広げる「マルチルート」思考など、すぐに試せるツールが豊富に紹介されています。

意思決定の質を高めたいプロジェクトリーダーや、新規事業の戦略立案に役立つ視点を探している方に最適です。

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経済

貧乏人の経済学

ジャンル
経済
出版年
2012年4月
著者
アビジット・V・バナジー, エステル・デュフロ, 山形 浩生
  • Kindle

世界の貧困問題に真正面から向き合うために、著者のバナジーとデュフロが途上国での現場実験を通じて「本当に効果のある支援策」を一つひとつ検証します。

学校に通わせるための奨学金、少額の融資、衛生用品の配布など、どのような方法が暮らしを改善し、貧困から抜け出す力を引き出すのかを、実際のデータをもとにわかりやすく示してくれます。

社会問題の解決に携わる方や、ビジネスで社会貢献を考える人にぜひ手に取ってほしい一冊です。

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それをお金で買いますか – 市場主義の限界

ジャンル
経済
出版年
2014年11月
著者
マイケル・サンデル, 鬼澤 忍
  • Kindle
  • Audible

マイケル・サンデルが過度な市場化が私たちの暮らしにもたらす弊害を問いかける一冊です。

独房を1晩82ドルで格上げし、代理母に6250ドルを支払い、製薬実験に7500ドルを得る――こうした実例を通じて「何でも金で買える」社会の限界を浮き彫りにし、市場原理では測れない道徳や公共心の重要性を鋭く論じます。

日常の買い物やサービスの背後にある倫理を考えたい人に最適です。

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経済政策で人は死ぬか?

ジャンル
経済
出版年
2014年10月
著者
デヴィッド スタックラー, サンジェイ バス, 橘 明美, 臼井 美子
  • Kindle

公衆衛生学の視点から、世界恐慌やソ連崩壊後の不況、サブプライム危機後の大不況などを「自然実験」と捉え、緊縮財政が国民の健康をいかに害し、死者数を増加させるかを統計データで明らかにします。

財政刺激策と緊縮策の比較分析を通じて、景気対策が医療・社会福祉に及ぼす深刻な影響と、その是非を「国民の生死」という最重要指標から問い直す一冊です。

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デザイン・クリエイティブ

誰のためのデザイン?

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2015年4月
著者
D. A. ノーマン, 岡本明, 安村通晃, 伊賀聡一郎, 野島久雄

デザインが本来果たすべき「人のためになる」価値を見極めるプロセスを、ユーザー理解→課題定義→アイデア検証という流れでやさしく解説した一冊です。

実際の事例を交えながら、問いを立てるフレームワークや仮説検証の手法を具体的に示し、単なる見た目の美しさではなく、成果につながる仕組みを創るための思考法を学べます。

自社サービスや製品開発において、顧客視点を深めて本質的な課題解決を目指したいビジネスパーソンに最適です。

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理解の秘密

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
1993年4月
著者
リチャード・ソウル ワーマン, Wurman,Richard Saul, 正剛, 松岡

情報を受け取るときに生じる「インストラクション・アンザイエティ(Instruction Anxiety)」という概念を軸に、人がどのように情報を整理し、理解へとつなげるかを具体的な事例とともに解き明かす一冊です。

著者のリチャード・ソウル・ワーマンは、情報をただ並べるのではなく、カテゴリー分けや優先順位づけ、視覚的な強調など「構造」を工夫することで、人々の理解度を飛躍的に高める手法を示します。

社内資料やプレゼン資料の質を上げたいとき、膨大なデータをわかりやすく伝える必要があるときに役立つ実践的な視点が詰まっています。

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欲望のオブジェ

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2010年8月
著者
エイドリアン フォーティー, Forty,Adrian, 平吾, 高島

18世紀半ばの産業革命以降、デザインが単なる装飾ではなく「消費者の欲望をかたちにする装置」として発展してきた過程を跡づけます。

大量生産品にアンティーク風の意匠を施し、新しい技術への抵抗感を和らげた初期事例から、企業が戦略的にデザインを用いて市場を形成するしくみまでを、社会的・経済的背景とともに明らかにします。

こうした視点は、製品開発やサービス設計、組織運営の現場で「顧客の心をつかむ仕組み」を考えるヒントとなるでしょう。

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ノンデザイナーズ・デザインブック

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2016年6月
著者
Robin Williams, 米谷 テツヤ, 小原 司, 吉川 典秀, 米谷 テツヤ, 小原 司
  • Kindle

「近接」「整列」「反復」「コントラスト」というデザインの四原則を軸に、プロでなくても見やすく伝わるレイアウトや資料の作り方をやさしく解説します。

文字や色、余白の使い方を実際のサンプルで学び、社内資料やプレゼン資料のクオリティを効率的に向上させるノウハウが詰まっています。

時間やリソースが限られる中で、デザインの基礎を短時間で身につけたいビジネスパーソンに最適です。

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なるほどデザイン

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2015年7月
著者
筒井 美希
  • Kindle

図解やイラスト、写真を豊富に使いながら、デザインの基礎となる編集と組版、色づかい、写真表現、グラフ作成などのルールとプロセスを平易に説明する一冊です。

身近な例えとビジュアルで「なぜこれが心地よく見えるのか」を解き明かし、社内資料やプレゼン資料、チラシ制作といった実務で役立つ視点が自然と身につきます。

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融けるデザイン

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2015年1月
著者
渡邊恵太
  • Kindle

情報技術の進化にともないハードウェア、ソフトウェア、インターネットが溶け合う世界で必要とされる新しい設計論を提示します。

著者の渡邊恵太氏は、「自己帰属感」という最重要キーワードを軸に、従来のものづくりを超える発想手法やロジックを解き明かし、インターフェイス/インタラクションデザインの基本から応用までを豊富な事例とともに紹介します。

UXやIoTに関わる設計者はもちろん、次世代のサービス開発を目指すビジネスパーソンにも役立つ一冊です。

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悲劇的なデザイン

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2017年12月
著者
ジョナサン・シャリアート, シンシア・サヴァール・ソシエ, 高崎拓哉
  • Kindle

些細な設計ミスや配慮不足が「人を傷つける」レベルにまで影響を及ぼすことを、医療の「まず害をなすな」という教えになぞらえながら解説します。

物理的な危険、怒りを煽る不快なインターフェイス、悲しみを呼ぶ仕様、多様性の欠如による排除といったテーマを、実際の事例と心理学的視点で掘り下げ、問題を未然に防ぐツールとフレームワークを示します。

顧客やチームの安心・信頼を損なわないプロダクトづくりに、具体的なアプローチを学びたい方に役立つ一冊です。

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Hooked ハマるしかけ

ジャンル
デザイン・クリエイティブ
出版年
2014年5月
著者
ニール イヤール, ライアン フーバー, 金山 裕樹
  • Kindle

ユーザーが何度も戻ってくる仕組みを「トリガー」「アクション」「報酬」「投資」の4段階でモデル化し、それぞれを心理学とデザインの視点から丁寧に解説します。

たとえば通知やリマインダーを効果的に設計する方法、ユーザー自身に小さな手間をかけさせることで愛着を高めるテクニックなど、実際のサービス事例を交えながら具体的に紹介。

プロダクトやUXの設計に携わる方にとって、習慣化を促すフレームワークとしてすぐに応用できる内容が詰まっています。

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マーケティング

ブランディングの科学

ジャンル
マーケティング
出版年
2018年7月
著者
バイロン・シャープ, 前平 謙二, 加藤 巧
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P&Gなどの実証データをもとに、ブランド成長のカギは「メンタル・アベイラビリティ(購買想起率)」と「フィジカル・アベイラビリティ(購入しやすさ)」を高めることにあると説きます。

顧客の忠誠心を強化するよりも、まずはより多くの人にブランドを想起させ、手に取ってもらえる環境を整えることが最短の成長策だとし、従来の差別化理論に一石を投じています。

マーケットの実態に即した科学的アプローチで、限られた予算と時間を最大限に活かしながら認知と流通を広げたいマーケティング担当者やブランド戦略を担う方におすすめです。

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発想する会社!

ジャンル
マーケティング
出版年
2002年7月
著者
トム・ケリー, Tom Kelley, ジョナサン・リットマン, Jonathan Littman, 鈴木 主税, 秀岡 尚子

世界屈指のデザインファームIDEOが生み出してきたイノベーション手法を、多彩な事例とともに丁寧に解説します。

ユーザー観察や多様性あるチーム編成、ブレインストーミング、プロトタイプの迅速な作成と検証といったプロセスが、どのようにして創造的な文化を育んできたのかが具体的に示されます。

これらのツールやマインドセットは、新規事業や製品開発において自社で即実践できるため、プロジェクトリーダーやイノベーション推進担当者に役立ちます。

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誰もが嘘をついている

ジャンル
マーケティング
出版年
2018年2月
著者
セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ, 酒井 泰介
  • Kindle

元グーグルのデータサイエンティスト、セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツが匿名検索のビッグデータを用いて、人々の本音をあぶり出す試みを描いた一冊です。

SNSやアンケートでは得られない「隠れた欲望」や「真実の悩み」を、検索ワードの傾向から浮かび上がらせ、人種差別や性の問題、教育や景気との意外な関係性を統計的に検証していきます。

マーケティング戦略や組織運営に際して、顧客や社員が口にしない本音を読み解くヒントが得られるでしょう。

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キャリア開発・働き方改革

「学力」の経済学

ジャンル
キャリア開発・働き方改革
出版年
2015年6月
著者
中室 牧子
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約20万人の全国学力テストや家庭・学校アンケートのビッグデータをもとに、何が本当に子どもの学力を伸ばすのかを明らかにしています。

たとえば、補習授業よりも「朝学校に来る習慣付け」が学力向上に直結することや、家庭学習時間は増やしすぎるほど逆効果になるケース、さらに「同級生同士の切磋琢磨」が成績アップの鍵を握ることなど、意外な因果関係を統計的な手法で示しています。

こうした発見は、学校現場だけでなく企業の研修や人材開発においても、「最小限の投資で最大の学習効果を引き出す」ヒントとして応用できるでしょう。

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論語

ジャンル
キャリア開発・働き方改革
リーダーシップ・マネジメント
出版年
1999年11月
著者
金谷 治訳注
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孔子とその弟子たちの言行録から「仁義礼智」といった徳を説き、自己修養と人間関係の築き方を示す古典です。

具体的には、君子としての振る舞いの基準や対立を和らげる対話法、上司と部下の理想的関係などが学べ、日々の判断力や信頼構築に役立ちます。

さらに、人生やキャリアの長期的視点を養い、成果と信頼を両立させる普遍的原則として、現代のビジネスにも応用できる示唆が詰まった一冊です。

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教養(リベラルアーツ)

ホモ・デウス

ジャンル
教養(リベラルアーツ)
出版年
2018年9月
著者
ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之
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人類がこれまで「飢え」「疫病」「戦争」を克服しつつ、次のステージとして「不死」「幸福」「神格化」を追求する未来像を描きます。

遺伝子編集や人工知能、ビッグデータといった技術が「人間とは何か」を問い直し、新たな支配構造や倫理観を生む可能性を示唆。

企業の経営戦略や組織文化を長期視点で検討したい方に示唆を与える一冊です。

この本の口コミ・評判

暴力と不平等の人類史

ジャンル
教養(リベラルアーツ)
出版年
2019年6月
著者
シャイデル,ウォルター, 忍, 鬼澤, 通緒, 塩原
  • Kindle

石器時代から現代まで、人々の富格差を縮めてきたのは戦争や革命、国家の崩壊、疫病といった大きな“衝撃”だけだったことを、膨大な歴史データをもとに明らかにします。

普段は人々の間に広がり続ける格差が、暴力や混乱によってしかリセットされないという衝撃的な事実を知ることで、社会や組織の未来を考えるうえでの新たな視点が得られます。

この本の口コミ・評判

意識はいつ生まれるのか

ジャンル
教養(リベラルアーツ)
出版年
2015年5月
著者
ジュリオ・トノーニ, マルチェッロ・マッスィミーニ
  • Kindle

脳内の情報がどのように統合されて「私」という感覚を生み出すのかを、麻酔や植物状態、スプリットブレインの事例を交えて解き明かします。

著者トノーニが提唱する「統合情報理論(φ理論)」によれば、意識はニューロン同士の結びつきの複雑さと結合度合いが鍵となり、計算能力の高いコンピューターには再現できないといいます。

日常では見落としがちな「意識の質」を科学的に把握することで、医療やAI開発の現場での判断が深まる一冊です。

この本の口コミ・評判

快感回路

ジャンル
教養(リベラルアーツ)
出版年
2014年8月
著者
デイヴィッド・J・リンデン, 岩坂 彰
  • Kindle

ジョンズ・ホプキンス大学の神経科学者デイヴィッド・J.リンデン氏が「なぜ気持ちいいのか」「なぜやめられないのか」を、最新の実験データとエピソードを交えて解き明かす一冊です。

薬物やアルコール、ギャンブルといった強烈な刺激から、食事や運動、慈善活動に至るまで、多様な“快感”のメカニズムと、その裏に潜む依存のしくみをわかりやすく紹介。

脳内で報酬を感じる回路がどのように働き、人間の行動や意思決定に影響を及ぼすかを理解することで、たとえばマーケティングや製品開発、組織マネジメントにおいても「人が何に惹かれ、どこでつまずきやすいのか」を科学的に捉えられるようになります。

日常の行動パターンや習慣を見直し、より健康的で持続可能な選択を目指したい方におすすめの一冊です。

この本の口コミ・評判

生産性向上・時間管理

ファスト&スロー

ジャンル
生産性向上・時間管理
キャリア開発・働き方改革
出版年
2014年6月
著者
ダニエル・カーネマン
  • Kindle
  • Audible

人間の思考を「速く直感的に働くシステム1」と「遅く論理的に考えるシステム2」に分け、実験結果をもとにそれぞれの特徴と限界を解説します。

システム1は日常の判断を素早く下す一方で、バイアスや思い込みを招きやすく、システム2は誤った直感を修正するものの疲労しやすいことが示されるため、どちらをいつ使うか意識することでミスを減らせます。

企画立案や交渉、投資判断など、正確な意思決定が求められる場面で役立つ視点が得られる一冊です。

この本の口コミ・評判

組織行動・人事

君主論

ジャンル
組織行動・人事
リーダーシップ・マネジメント
出版年
1998年6月
著者
ニッコロ マキアヴェッリ, Machiavelli,Nicoll`o, 英昭, 河島
  • Kindle

マキャヴェッリが16世紀に執筆した権力論の古典で、目的達成のために必要な手段の選択を冷徹に分析する。

狐のような狡猾さと獅子のような強さ、恩賞と懲罰のバランスを巧みに使い分ける君主のあり方を具体的事例を交えて示し、組織運営や危機対応で実効性を追求する思考法を学べる。

困難な判断を迫られたときに頼りになる戦略指南として役立つ。

この本の口コミ・評判

国家はなぜ衰退するのか – 権力・繁栄・貧困の起源

ジャンル
組織行動・人事
出版年
2013年6月
著者
ダロン アセモグル, ジェイムズ A ロビンソン, 稲葉 振一郎(解説), 鬼澤 忍
  • Kindle
  • Audible

国家間の経済格差を「地理や文化、為政者の無知」ではなく、政治・経済制度の質によって説明します。

法の支配や市場の自由を保障し、多様な人材の参加を促す「包摂的制度」が繁栄を生む一方、一部エリートによる富の独占を許す「収奪的制度」は衰退を加速させると歴史事例を通じて明らかにします。

政策立案や組織運営において、持続的な成長を支える制度設計の重要性を深く示す一冊です。

この本の口コミ・評判

グローバルビジネス・起業

2030年 世界はこう変わる

ジャンル
グローバルビジネス・起業
教養(リベラルアーツ)
出版年
2013年4月
著者
米国国家情報会議, 谷町 真珠
  • Kindle

米国国家情報会議が総力を結集して作成した未来予測レポート「グローバルトレンド2030」の緊急翻訳版であり、人口動態やエネルギー資源、地政学リスクなど多角的なデータをもとに、2030年の世界の勢力図と市場潮流を俯瞰します。

日本の相対的な地位変化やアジアの躍進、技術革新による産業構造の転換までを具体的に示すことで、長期的なビジネス戦略やリスクマネジメントを担う方々の視座を広げる一冊です

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リーダーシップ・マネジメント

戦争論

ジャンル
リーダーシップ・マネジメント
組織行動・人事
出版年
2001年11月
著者
カール・フォン クラウゼヴィッツ, Clausewitz,Carl von, 多吉, 清水
  • Kindle

『戦争論』ではクラウゼヴィッツが、戦争を単なる武力衝突ではなく「政治の延長」として位置づけます。

政治的目標を実現するための手段として戦争を捉え、戦場で生まれる「摩擦」や情報の「霧」(不確実性)が判断をいかに難しくするかを示しながら、戦略の「重心(center of gravity)」を集中攻撃する重要性を説きます。

これにより、変化や混乱がつきまとう状況下でも、目標を見失わずにリソースを的確に配分し、組織やプロジェクトを動かすヒントが得られます。

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