著名な起業家やビジネスインフルエンサーが影響を受けたおすすめビジネス書籍をギュッとまとめているWebサイト、ビズシェルフ。
今回は起業家として活躍する前田 裕二氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を16冊ご紹介します。
スキルアップやキャリアアップにつながる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!
今回特集する有名人の経歴

前田 裕二氏
- 起業家
東京都出身の実業家でSHOWROOM株式会社代表。早稲田大学卒業後、UBS証券を経て2013年にDeNA入社。同年、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げ、2015年に独立。著書に『人生の勝算』『メモの魔力』があり、メディア出演も多数。幼少期の逆境を乗り越えた経験が原動力となっている。
孫子の兵法
- ジャンル
- 経営戦略・事業戦略
- 出版年
- 2000年4月
- 著者
- 金谷 治
- Kindle対応
- Audible
どんなことが学べる書籍?
中国春秋戦国時代の軍事思想家・孫武が編んだ兵法書で、「戦わずして勝つ」を至上命題とし、情報収集と敵情分析、地形と気候の活用、弱点への集中攻撃など、勝機をつかむための原理を戦略的に説きます。戦場だけでなくプロジェクトの立ち上げや競合分析にも応用できる洞察に富み、限られたリソースで最大の成果を目指すすべての人に示唆を与える古典的名著です。
この本の口コミ・評判論語
- ジャンル
- キャリア開発・働き方改革
- 出版年
- 1999年11月
- 著者
- 金谷 治訳注
- Kindle対応
- Audible
どんなことが学べる書籍?
孔子とその弟子たちの言行録から「仁義礼智」といった徳を説き、自己修養と人間関係の築き方を示す古典です。具体的には、君子としての振る舞いの基準や対立を和らげる対話法、上司と部下の理想的関係などが学べ、日々の判断力や信頼構築に役立ちます。さらに、人生やキャリアの長期的視点を養い、成果と信頼を両立させる普遍的原則として、現代のビジネスにも応用できる示唆が詰まった一冊です。
この本の口コミ・評判イシューからはじめよ
- ジャンル
- 生産性向上・時間管理(タイムマネジメント)
- 出版年
- 2010年11月
- 著者
- 安宅和人
- Audible
どんなことが学べる書籍?
がむしゃらに働いても成果が出ない…その原因は「考える順番」にある。本書は、仕事で本当に成果を出すために、“解くべき問題=イシュー”の見極めから始める思考法を徹底解説します。限られた時間で最大の成果を生むには、課題の取捨選択と、仮説に基づいた判断がカギ。情報を集める前にまず考える――そんな仕事の質を変える習慣を、明快かつ実践的に学べる一冊です。忙しい20〜30代のビジネスパーソンにこそ読んでほしい本です。
この本の口コミ・評判国家
- ジャンル
- 組織行動・人事
- 出版年
- 1979年4月
- 著者
- プラトン, 藤澤 令夫
- Kindle対応
どんなことが学べる書籍?
プラトンが対話篇の形で「正義とは何か」を問い、理想の国家像を描いた哲学書です。賢い哲人が統治する「哲人王」や、市民を階級に分けて調和を保つ政治体制、教育による魂の鍛錬などを通じて、個人と社会の善をいかに実現するかを論じます。現代のリーダーや政策立案者、組織運営を考える方に示唆を与える古典的名著です。
この本の口コミ・評判君主論
- ジャンル
- 組織行動・人事
- 出版年
- 1998年6月
- 著者
- ニッコロ マキアヴェッリ, Machiavelli,Nicoll`o, 英昭, 河島
- Kindle対応
どんなことが学べる書籍?
マキャヴェッリが16世紀に執筆した権力論の古典で、目的達成のために必要な手段の選択を冷徹に分析する。狐のような狡猾さと獅子のような強さ、恩賞と懲罰のバランスを巧みに使い分ける君主のあり方を具体的事例を交えて示し、組織運営や危機対応で実効性を追求する思考法を学べる。困難な判断を迫られたときに頼りになる戦略指南として役立つ。
この本の口コミ・評判夢をかなえるゾウ1
- ジャンル
- 自己啓発(モチベーション・セルフマネジメント)
- 出版年
- 2020年7月
- 著者
- 水野 敬也
どんなことが学べる書籍?
毎朝同じ電車に揺られ、淡々と会社に通うだけの“ふつうのサラリーマン”が主人公。そんな彼のもとに、関西弁でタバコをスパスパ、あんみつ大好きの“うさん臭いゾウ”、ガネーシャが登場。本当の夢を取り戻すために、靴磨きや募金、腹八分目など29の小さな“課題”を通じて、主人公の思いも行動も少しずつ変わっていきます。笑いとユーモアに包まれながら、行動することの大切さや、自分を信じる力を教えてくれる一冊。実行できる自己啓発を探している20〜30代にぴったりです。
この本の口コミ・評判利己的な遺伝子
- ジャンル
- 教養(リベラルアーツ)
- 出版年
- 2018年2月
- 著者
- リチャード・ドーキンス, 日髙敏隆, 岸 由二, 羽田節子, 垂水雄二
どんなことが学べる書籍?
私たちが「生きる意味」や「他者を思いやる行動」を語るとき、その背後で微笑んでいるのは、実は“遺伝子”かもしれません。本書は、進化を駆動する真の主体を「個体」ではなく「遺伝子」に置き換える思考の革命です。遺伝子は、「自分自身のコピーを残す」ことだけを目的に進化を巧みに操り、その結果として私たちの利他的行動すら説明できます。学術的な数式なしで、自然淘汰や協力行動の裏にあるメカニズムを、鮮やかに解き明かしてくれる一冊です。科学的洞察を通じて生物や自分自身を深く理解したいすべてのビジネスパーソンに、強い知的衝撃を与える作品です。
この本の口コミ・評判道をひらく
- ジャンル
- 自己啓発(モチベーション・セルフマネジメント)
- 出版年
- 1968年5月
- 著者
- 松下 幸之助
どんなことが学べる書籍?
「自分だけが歩ける道を、歩みつづける」――そんな熱いメッセージを、松下幸之助が編んだ短編集形式で届ける一冊です。どんなに険しく思える道でも、一歩ずつ進めば必ず開かれる。失敗も成功も等しく「素直に受け止める」ことで、人は強く、正しく、聡明になれると教えてくれます。雨の日には傘を用意し、晴れの日には備えを怠らない――日々の工夫が未来を開く鍵だと説く本書は、特に迷いやすい20~30代のビジネスパーソンに、自分の道を信じて歩み続ける勇気をくれます。
この本の口コミ・評判7つの習慣
- ジャンル
- リーダーシップ・マネジメント
- 出版年
- 2020年1月
- 著者
- スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン
どんなことが学べる書籍?
世界で4,000万部を超える名著。単なる成功のテクニックではなく、誠実さや誠意など人間の内面(人格)を磨くことこそが長期的な成果につながると説きます。そこから、「主体性を持つ」「終わりを思い描く」「最優先事項に集中する」など、7つの習慣が導かれ、さらにWin‑Winの関係構築、共感的傾聴、協力の創出、そして自分自身を磨く「刃を研ぐ」まで、内側から生活と仕事を変えていく成長のプロセスを順序立てて示します。仕事だけでなく、人生そのものを豊かにしたい20〜30代のビジネスパーソンに、自分を支える「人格」という見えない力を取り戻す、まさに人生のコンパスとなる一冊です。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
中国戦国時代の法家思想を集大成した書物で、「法(ルール)」と「術(統治の技)」を厳格に運用することで秩序を維持し、君主権力を強化する考えを説きます。功罪をはっきりさせる報罰制度や、人の心を制御する統治手法が具体的に示され、組織の規律づくりやリスク管理に役立つ洞察を得られます。
この本の口コミ・評判具体と抽象
- ジャンル
- 生産性向上・時間管理(タイムマネジメント)
- 出版年
- 2014年11月
- 著者
- 細谷 功
- Kindle対応
- Audible
どんなことが学べる書籍?
会議で話が噛み合わない、上司の指示が曖昧に感じる――そんな“もやもや”の原因は、思考の階層がズレているからかもしれません。本書は、物事を「具体」と「抽象」に分けて捉えることで、複雑な問題を整理し、理解や発想の質を高める技術を解説します。目の前の事象から本質をつかむ力、逆に抽象的なアイデアを現場に落とし込む力。この“往復運動”が、考える力の土台になる。論理やコミュニケーションを根本から鍛えたい人におすすめの一冊です。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
偶然に見える“幸運”も、実は小さな習慣や考え方が引き寄せた結果だと説く一冊です。チャンスを見逃さない「アンテナ力」、他者との絆を深める「信頼構築術」、自分の行動に責任を持つ「ポジティブ思考」を具体例とともに紹介。運が味方する行動パターンを身につけることで、仕事の機会や人脈、自己成長が自然と広がります。常に一歩前に踏み出し、新しい可能性を切り拓きたい方に最適です。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
宇宙文明との交流や奇妙な未来社会を舞台にしたショートショート全42編を収録。人工冬眠、自殺が信仰になる世界、宇宙植民地での暴動など、一見突飛だけどどこか現実を映すエピソードが続きます。軽快な語り口ながらも、人間の“弱さ”や“欲”を風刺し、思考を刺激する寓話的な味わいが魅力です。短く読めて、夜や移動時間にさっと楽しめる一冊。 日常の視点をちょっと揺さぶられたい人、SF初心者から短編好きまで、気軽に“考える余白”を楽しみたいビジネスパーソンにぴったりです。日々の忙しさに一瞬の“脱力”と“示唆”をもたらしてくれます。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
小松左京が1973年に発表したSF短編集の表題作で、突然自我に目覚めた美少女型ロボット「ボッコちゃん」が学校の教師として迎えられたことで、人間社会に波紋を広げる物語です。ロボットが感情や意志を持つという設定を通じ、人間とは何か、組織における役割分担や責任の所在を問いかけます。AI導入や自動化が進む現代ビジネスにおいて、機械と人間の協業モデルを考えるヒントが詰まった一冊と言えるでしょう。AIプロジェクトを担う若手リーダーや、テクノロジーを活用した組織改革に関心のあるビジネスパーソンにおすすめです。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
ハリウッド脚本術をベースに、ストーリー構造の基本を「ヒーローの共感ポイント」「華やかなシーン」「クライマックスへの流れ」といった「ビート・シート」で解説する入門書です。物語を緻密に設計する方法が、プレゼン資料や企画書の構成にも応用できる点がユニークで、相手を引きつける「つかみ」や興味を持続させる展開を学べます。自分のアイデアをより魅力的に伝えたい20~30代のビジネスパーソンに特におすすめです。
この本の口コミ・評判どんなことが学べる書籍?
太平洋戦争期における日本軍のさまざまな「小さな誤判断」を、兵器開発思想や組織文化の視点から掘り下げる一冊です。陸海軍が統一規格を欠いたまま個別に兵器を開発し続けたゆえに生じた現場での混乱や、意思決定のプロセスに潜むリスクを具体例とともに解説。こうした失敗のパターンを学ぶことで、現代のプロジェクトマネジメントや組織運営においても避けるべき落とし穴が見えてきます。歴史的事象を単なる過去の出来事とせず、自社の意思決定やチームビルディングに生かしたいビジネスパーソンに最適です。
この本の口コミ・評判