前田裕二氏のおすすめ本、影響を受けた書籍16冊を紹介【SHOWROOM】

著名な起業家やビジネスインフルエンサーのおすすめビジネス本をまとめているビズシェルフ。
今回は起業家として活躍する前田 裕二氏がインタビューや自身のメディアで推薦していた本を16冊ご紹介します。気になる一冊を見つけるのにぜひお役立てください!
人文・思想
7つの習慣 人格主義の回復
世界中で読み継がれる自己啓発の名著であり、人生や仕事を根本から変えるための“原則中心の生き方”を提案する一冊です。
人間としての在り方(人格)を土台に、「主体性を発揮する」「目的を持って始める」「重要事項を優先する」など、信頼関係やリーダーシップを築くための7つの習慣を提示。
目先のテクニックではなく、長期的に成果を出すための思考法と行動指針が詰まっています。
自分を高め、人との関係も豊かにしたいと考えるすべての人におすすめの一冊です。
夢をかなえるゾウ1
平凡で自信のないサラリーマンの前に突然現れた“関西弁のゾウの神様・ガネーシャ”が、人生を変えるための課題を次々と出していく物語形式の自己啓発書です。
「靴を磨く」「コンビニでお釣りを募金する」など、どれも地味で簡単な行動ばかりながら、実は成功者たちが実践してきた習慣ばかり。
ユーモアと温かさあふれるストーリーの中に、人生を変えるヒントが詰まっています。
読むだけで前向きな気持ちになれ、自分でも「やってみよう」と思わせてくれる実践的な一冊です。
道をひらく
パナソニック創業者・松下幸之助氏が人生や仕事、困難に向き合う姿勢について綴った、短編随想集です。
一話一話は数ページで完結し、「素直な心」「誠実さ」「努力の積み重ね」など、人として大切にすべき価値観が平易な言葉で語られています。
どんな状況でも自分の「道」は自分でひらく――という力強いメッセージは、時代を超えて多くの読者に勇気と気づきを与え続けています。
仕事や人間関係に悩むとき、ふと読み返すことで心が整い、自分を見つめ直すヒントが得られる一冊です。
孫子の兵法
中国春秋戦国時代の軍事思想家・孫武が編んだ兵法書で、「戦わずして勝つ」を至上命題とし、情報収集と敵情分析、地形と気候の活用、弱点への集中攻撃など、勝機をつかむための原理を戦略的に説きます。
戦場だけでなくプロジェクトの立ち上げや競合分析にも応用できる洞察に富み、限られたリソースで最大の成果を目指すすべての人に示唆を与える古典的名著です。
論語
孔子とその弟子たちの言行録から「仁義礼智」といった徳を説き、自己修養と人間関係の築き方を示す古典です。
具体的には、君子としての振る舞いの基準や対立を和らげる対話法、上司と部下の理想的関係などが学べ、日々の判断力や信頼構築に役立ちます。
さらに、人生やキャリアの長期的視点を養い、成果と信頼を両立させる普遍的原則として、現代のビジネスにも応用できる示唆が詰まった一冊です。
君主論
マキャヴェッリが16世紀に執筆した権力論の古典で、目的達成のために必要な手段の選択を冷徹に分析する。
狐のような狡猾さと獅子のような強さ、恩賞と懲罰のバランスを巧みに使い分ける君主のあり方を具体的事例を交えて示し、組織運営や危機対応で実効性を追求する思考法を学べる。
困難な判断を迫られたときに頼りになる戦略指南として役立つ。
国家
プラトンが対話篇の形で「正義とは何か」を問い、理想の国家像を描いた哲学書です。
賢い哲人が統治する「哲人王」や、市民を階級に分けて調和を保つ政治体制、教育による魂の鍛錬などを通じて、個人と社会の善をいかに実現するかを論じます。
現代のリーダーや政策立案者、組織運営を考える方に示唆を与える古典的名著です。
韓非子
中国戦国時代の法家思想を集大成した書物で、「法(ルール)」と「術(統治の技)」を厳格に運用することで秩序を維持し、君主権力を強化する考えを説きます。
功罪をはっきりさせる報罰制度や、人の心を制御する統治手法が具体的に示され、組織の規律づくりやリスク管理に役立つ洞察を得られます。
運のいい人の法則
偶然に見える“幸運”も、実は小さな習慣や考え方が引き寄せた結果だと説く一冊です。
チャンスを見逃さない「アンテナ力」、他者との絆を深める「信頼構築術」、自分の行動に責任を持つ「ポジティブ思考」を具体例とともに紹介。
運が味方する行動パターンを身につけることで、仕事の機会や人脈、自己成長が自然と広がります。
常に一歩前に踏み出し、新しい可能性を切り拓きたい方に最適です。
ビジネス・経済
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
がむしゃらに働いても成果が出ない…その原因は「考える順番」にある。
本書は、仕事で本当に成果を出すために、“解くべき問題=イシュー”の見極めから始める思考法を徹底解説します。
限られた時間で最大の成果を生むには、課題の取捨選択と、仮説に基づいた判断がカギ。
情報を集める前にまず考える――そんな仕事の質を変える習慣を、明快かつ実践的に学べる一冊です。
具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
物事を深く考える力を養うための「思考の構造」をわかりやすく解き明かした一冊です。
著者・細谷功氏は、私たちが日常的に使っている「具体」と「抽象」という概念が、情報の理解・整理・応用にどれほど重要かを丁寧に解説。
たとえば「犬という具体」を通じて「動物という抽象」に昇華させるように、階層を行き来する知性こそが思考の本質であり、ビジネスや教育、創造的発想の場でも力を発揮すると説きます。
抽象的すぎず、身近な例を交えながら構成されているため、論理的に考える力を伸ばしたい人に最適です。
アイデア発想力やコミュニケーション力を高めたい方におすすめ。
科学・テクノロジー
利己的な遺伝子
生命の営みを「遺伝子の視点」から捉え直した現代進化論の金字塔です。
本書の核心は、生物の行動や進化の目的が「種のため」ではなく「遺伝子が自己を複製するため」であるという考え方。
利他的に見える行動ですら、実は“遺伝子の生存戦略”であるという逆説的な視点を、豊富な例と明快な語り口で展開します。
自然淘汰や親子・兄弟間の関係、動物の行動学にも踏み込んだ内容で、生物学に興味のある読者だけでなく、人間社会や倫理を考えるヒントにもつながります。
文学・評論
ようこそ地球さん
ショートショートの名手・星新一による代表的な短編集のひとつで、人間社会や文明への鋭い風刺とユーモアが詰まった全50編を収録しています。
1話数ページという短さながら、宇宙人、ロボット、未来社会などSF的な設定を通して、日常の裏に潜む皮肉や真理を鮮やかに描き出します。
発表から半世紀以上を経ても色あせない視点と、誰でも読みやすい文章で、読者に考えるきっかけと驚きを与えてくれます。
通勤・通学の合間にも気軽に読め、何度も読み返したくなる知的エンターテインメントです。
ボッコちゃん
小松左京が1973年に発表したSF短編集の表題作で、突然自我に目覚めた美少女型ロボット「ボッコちゃん」が学校の教師として迎えられたことで、人間社会に波紋を広げる物語です。
ロボットが感情や意志を持つという設定を通じ、人間とは何か、組織における役割分担や責任の所在を問いかけます。
AI導入や自動化が進む現代ビジネスにおいて、機械と人間の協業モデルを考えるヒントが詰まった一冊と言えるでしょう。
AIプロジェクトを担う若手リーダーや、テクノロジーを活用した組織改革に関心のあるビジネスパーソンにおすすめです。
SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
ハリウッドで成功を収めた脚本家ブレイク・スナイダーが、売れる脚本の「型」を体系化した実践的な指南書です。
「主人公が猫を助ける=共感される行動を最初に描く」など、わかりやすいルールで構成され、物語づくりの核心を押さえています。
映画はもちろん、小説やマンガ、ビジネス資料のストーリーテリングにも応用可能。
物語で人を動かしたい方におすすめの一冊です。
前田 裕二
東京都出身の実業家でSHOWROOM株式会社代表。早稲田大学卒業後、UBS証券を経て2013年にDeNA入社。同年、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げ、2015年に独立。著書に『人生の勝算』『メモの魔力』があり、メディア出演も多数。幼少期の逆境を乗り越えた経験が原動力となっている。

